で、大乗仏教って何をするの?その4

大乗仏教の修行「五門」のうち、3つ目は忍辱門です。
忍辱とは、耐え忍ぶことです。


これもあまり嬉しくない内容ですねえ。
人間、できたら忍びたくないものです。


解説としては
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他人の悩ますを忍びて、心に報ゆる事を懐(おも)わざれ。
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ですので、「心の中で相手に仕返ししようなどと思わないこと。」という事です。


ただ、その面白いところは、善悪の両方が書かれているところです。

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当に、利(利益)と衰(損害)と毀(不名誉)と誉(名誉)と称(称讃)と譏(誹謗)と苦と楽と等の法を忍ぶべきが故なり。
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「利益」を受けたり、「称讃」されても忍ぶというのは、奥深いですね。
しかし、人生経験を経ると、良いとき、称讃されるときの方が危険である事はわかってくるものです。

褒められても、舞い上がらず。
けなされても、怒らず。

確かに、このように、常に冷静でありたいものです。 

これが忍辱門の修行です。
次回に続きます。